羽毛ふとんの基礎知識
「羽毛ふとん」とは、ふとんの中身に「うもう」を使ったふとんのことです。「うもう」とは、寝具や防寒具の中綿として使用されるふわふわしたもので、一般的にはグース(ガチョウ)やダック(アヒル)といった水鳥たちの羽毛が使われます。水鳥の羽毛は、その形から「ダウン(Down)とフェザー(Feather)に分けられます。1羽の水鳥から「ダウン」が約25g、「フェザー」が約120g採取できます。
ダウンは、胸から腹部に密生しているタンポポの綿毛のような形をしています。羽枝の数が多く、産毛が放射状になっているものを特に「ダウンボール」と呼び、このダウンボールの大きさによって、「羽毛ふとん」の品質が変わってきます。(ダウンボールが大きいほど良質とされます。)フェザーは、翼の部分に生えている、いわゆる鳥の羽根です。全長6.5cm以下で水鳥の腹部に生えている小さなフェザーは、スモールフェザーと呼ばれ、弾力性があります。ダウンは、主に掛けふとん、フェザーは敷ふとん、枕、クッションなどに使われます。水鳥の種類は主にグース(ガチョウ)とダック(アヒル)に分けられ、一般的にはグースの方が高級品になります。「羽毛ふとん」とは、上記の水鳥のダウンを中綿に使用している比率が50%以上のものになります。(ちなみに、フェザーが50%以上のは羽根ふとんと呼ばれます。)
